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2024/01/18

中小総研の最新レポートをアップしました

■2023年冬季賞与の支給に関する実態調査

近年の物価高騰やコロナ禍からの経済活動の回復、最低賃金の大幅な増加を受けて、企業への賃上げ圧力は非常に大きなものとなっている。
厚生労働省の調査によると令和5年中に「1人あたり平均賃金を引き上げた・引き上げる」と回答した企業の割合は89.1%(前年85.7%)となっており、ほとんどの企業が賃上げを実施、
あるいは実施予定であることがわかる。
また東証プライム上場企業の2023年冬季賞与の平均金額は約80万円で前年比1. 5%増となっており、こちらも増加している。
そんな中、中小企業における2023年の冬季賞与支給の見込みはどうだろうか。
賞与は従業員のモチベーションや満足度を高めるための重要な手段であり、企業の人材維持や採用戦略においても大きな役割を果たしている。
人手不足が続き採用競争の激しい中小企業にとって賞与の実態を把握することは、企業経営における戦略的意思決定に不可欠だ。
そこで、本調査ではエフアンドエムクラブの会員企業に対して今年度の冬季賞与の支給予定に関するアンケート調査を行った(実施期間:2023年11月1日~30日)。

・ 正社員に対する1人あたり賞与支給額は、1~20万円が31%(対前年比7%増)、21~40万円が39%(同7%減)
・ パートに対する1人あたり賞与支給額は、0円が50%(同1%増)、1~10万円以下が41%(同1%減)
・ 正社員の昨年支給額と比較した増減は「ほぼ変わらない」が69%(同7%減)、次いで「2割未満、増額」が18%(同6%増)
・ 賞与を支給している企業の平均支給額は正社員27.7万円(同10%減)、パート6.5万円(同3%減)

1.はじめに 要旨・調査事項・回答企業の内訳
2.調査結果
3.まとめ

レポート全文は以下からご確認ください。
https://www.fmltd.co.jp/info_cat/chushou