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思考の整理学 外山滋比古 著 筑摩書房

近頃、企業内教育に関するセミナーが多いので何か
面白い本はないかと書店を物色していると「京大、東大で
一番よまれた本」という触れ込みでこの本が平積みになっていました。

早速手にとってパラパラとめくると途端に引き込まれました。

---------------------------以下、本文より抜粋
1.グライダー人間
飛行機のようにエンジンがあるわけでないので自力で飛べない。
しかし、遠くから見ると飛行機と同じように見える。
場合によっては優雅にさえ見える。学校はグライダー人間の訓練所である。
ひっぱられるままにどこへでもついていく従順さが評価される。
しかし、自分では飛べない。
そればかりか、社会へ出ても勉強とは教える人がいて、読む本があるものと
思い込んでいる。

2.学校ができる以前、昔の教育方法
現代のように、意欲のないものまで教えるほど世の中が教育に関心を持っていなかった。
したがって、何としても学問をしたいというものが塾に集まっていた。
しかし、師範はあえて「教え惜しみ」をする。
毎日、薪割りや、床掃除をさせる。
このことで意欲を高める。
この「じらし」が大切である。

それにくらべると、いまの学校は教える側が積極的でありすぎる。
親切でありすぎる。何が何でもおしえてしまおうとする。
学習者はただじっとして口さえあけていれば欲しいものを口へ
運んでくれるといった依存心を育てる。

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ふむふむと読みながら、企業が求めている人物像は飛行機なのか
グライダーなのかを考えました。

しかし、それよりも各個人がグライダー人間で良しとするのか
否であるのか、というのを考えることが先であろうとと思いました。