クイズ番組を見て,教養を身につける!
近頃、民放でクイズ番組が多いように感じます。それも
クイズにしては、難しくないものばかりです。
昔のようにうーんと考え込むようなタイプのものではありません。
社会背景と番組制作サイドの恣意的なものの影響は当然あると思います
が、同じような番組を繰り返し見させられても視聴者からの不満が無
いということは、受け入れられているのでしょう。
先日、そういった話を友人と交わしながらそもそも『教養』って何だろ
うね?という話になりました。
早速、ノートをカバンから取り出して、こんなものじゃないかというの
を書き留めました。
「前提」
主体者と他者の関係における「教養」の出現
1.最初に「事実」みたいな投入される要素があって、それが主体者に
受容される。
2.投入要素に対して、主体者があらかじめ備えていた「知識」「経験」
などのノードとリンクしネットワーク形成する。(このネットワークの
深さや広がり、多様性が「ひらめき」になる)(主体者の事前知識が豊富で
あってもリンクが少なくネットワーク形成が小さいと、あまり意味が無い)
3.ネットワーク形成が主体者の形成する「概念」となるが、その背景には
主体者の「自我」が存在し何らかの影響を与える。
4.他者への説明において適切な方法とタイミングを図る
5.表現の実施
このような一連の流れがあって「教養」と呼ばれるものが育まれたり、
他者へとバトンタッチされるのだと考えたのです。
ポイントを3つにまで絞ると、次のようになります。
a.入り口の「受容」が教養にとっては不可欠であるという点
b.知識の結びつけが重要であるという点
c.主体者の「自我」があってこそ、単なる知識で終わらないという点
この考え方に照らし合わせると、クイズ番組を見ていることで教養を身
につけようとした場合、次の二通りの方法から選ぶ必要があります。
イ.今のクイズ番組を見ないで別のことに時間を投じる
ロ.番組を見てあらゆるものを受容し、そこから自分で何かと結びつけ
概念形成をしていく
この場合、イ.の方が容易であることは間違いないのですが、難易度の
高いロ.に挑戦するのも面白いのではないでしょうか。